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事前研修(1回目)の様子 「2018年 国際こども会議」

2018年7月14日(土)午前中に行った、第一回事前研修の様子です。

 今回の「2018年 国際こども会議」は、中学生を対象とした国際会議です。

参加国は、日本(沖縄県全域)、タイ(バンコク)、台湾(台南市)、マレーシア(ペナン)の4カ国の中学生です。

事前研修では、テーマに沿った意見のまとめや、日本の紹介と言う意味での学校の紹介の内容をまとめます。その上で、発表のための資料づくりや発表の練習を行います。

今回のテーマは、「あなたの国や地域のなかで、世界の平和に貢献すると思う何かをひとつ紹介して下さい。」です。

 *「何か」とは、例えば伝統や考え、人、歴史、もの、場所などを指します。

テーマについては、事前に配布したワークシートに各自記入していることを前提に、日本側としての意見をひとつ選択します。会議では、各国で選んだひとつの意見(合計4つ)をもとに、世界の平和について議論をしていく予定です。

 今回が1回目の事前研修となります。2度目が会議と同じ日の16日(月)です。

 事前研修の始まりです。みんな緊張のようす。

 まずは自己紹介から。スタッフから始めます。

 ボランティアスタッフも自己紹介

 そして、会議参加者の自己紹介。今回は総勢10名となりました。しかも、偶然全て女子です。

初対面の子供たちもいるので、緊張の様子です。

 まずは、会議の詳細を資料で確認します。

 そして、テーマについて事前に考えておいた自分の考えを、ひとりひとり発表します。

 それらの意見を記録して行きます。今回出た意見は以下の通り。

「慰霊の日」「平和の礎」「轟の壕」「日本の憲法」「沖縄の海」(海は世界中つながっている。そして、きれいな海は平和を表わしていると思うから。)、「音楽」(誰でも歌ったり踊ったりすれば楽しいし、みんな笑顔で幸せになれるから。)、「すし」(すしを食べれば、みんな「おいしい」と笑顔になる。それは世界の平和につながると思う。)

 全ての意見を取り終えて、最終的に「日本側」としての意見をひとつ選びます。

 結果は、「すし」となりました! しかし、ちょっと待って。本当にそれでいいの? 例えば、インドの人が、「インドカレーが世界の平和に貢献する」と言ったら、みんな納得する? ・・・

改めてみんなで考えてもらい、最終的な結論として、「平和の礎」となりました。

今回、ひとりひとりの意見を出してもらって、すぐに採決してしまいました。採決の前に、ひとつひとつの意見について、みんなでしっかり考えることが必要だったと思います。

 次に、それぞれの国を簡単に紹介するという意味で、今回はお互いの学校を紹介することにしています。

そこで、学校の何を紹介するかについてアイデアを出し合いました。

そして、紹介する内容は、「給食」「部活」「掃除の時間」「校則」となりました。

 紹介する内容が決まったところで、それらを紹介するための資料づくりに入ります。

インターネットから、良さそうな写真を選んで印刷し、紙に張り付けて資料を作ります。

  その間、ボランティアスタッフは、会場案内などの資料を作ります。

 ネットワークの試験も準備中です。

 

今回は、ここまで。発表の練習などは、次回(16日)の研修で行うことになりました。