スプラタルカの活動
JICA沖縄主催「おきなわ国際協力・交流フェスティバル」に出展 Exhibition at "Okinawa Global Festa 2019" by JICA Okinawa
11月2日(土)・3日(日)にJICA沖縄で開催された「おきなわ国際協力・交流フェスティバル」に、スプラタルカとして初めて出展しました。
会場での資料展示と共に、ビデオ通話を使った世界とのコミュニケーションイベントも開催出来ました。
We exhibited at "Okinawa Global Festa 2019" by JICA Okinawa on November 2-3.
We exhibited reports and photos of our projects, and also we held video call activites during the festival and we could invite participants from Africa, South America and Asia.
このような展示イベントへの参加は初めてなので、展示資料作りから始めました。高校生のボランティアスタッフのみなさんが手伝ってくれました。
展示会場の様子です。2階図書館の横のロビーが会場となりました。
展示は、このような構成です。
フェスティバルを見に来られたみなさんや、JICAの研修生も参加してくれました。
画面の向こう側には、ボランティアとして参加して頂いた各国の皆さんが映っています。特に、現地の青年海外協力隊の皆さんが多数参加して頂きました。
展示会場でのビデオ通話イベントは、スプラタルカとしても初めての経験で、参加者の確保や会場での案内など、多くの課題が見つかりました。
それでも、来場者の方々に我々の活動を知ってもらえる良い機会となったと思っています。
また、このような機会があれば参加したいと思います。
*改めて、ボランティアとしてビデオ通話に参加して頂いた皆様、大変感謝申し上げます。
「2019年 小学生 国際こども会議」を無事開催 "International Conference for Primary School Students 2019" was held successfully.
10月22日(「即位礼正殿の儀」の日)に「2019年 小学生 国際こども会議」を無事開催しました。
日本(沖縄県)、インドネシア(ジョグジャカルタ)、台湾(台南市)、マレーシア(ペナン)の4カ国の小学生がスクリーンに一堂に会し、テーマに沿ってお互いの意見を交換しました。
今回のテーマは、「環境のために取り組んでいることを教えて!」(地球にやさしいこと、してますか?) です。
具体的には、各国からそれぞれ1個の環境に関する取り組みを紹介してもらい、それについて皆で話し合うという会議形式です。地球環境に関する問題は、日常的な「異常気象」や地球温暖化問題、放射能汚染問題、CO2排出問題、プラスチックごみ問題など、既に子供たちにも身近な問題です。
【開催期日】
2019年10月22日(火曜日)(「即位礼正殿の儀」の日)
日本時間 14:30 – 16:30
インドネシア 12:30 – 14:30
台湾 13:30 – 15:30
マレーシア 13:30 – 15:30
【会議参加者(4カ国)】
日本:県内在住小学生
インドネシア:SDN Ungaran 1 小学校(ジョグジャカルタ)
台湾:新橋國民小學(台南市)
マレーシア:Minden Heights Primary School(ペナン)
We've held "International Conference for Primary School Students 2019" on October 22 successfully.
Students from 4 countries (Japan, Indonesia, Taiwan, Malaysia) gathered on a screen and discussed together.
The theme is “What are your school or community’s approaches to environmental problems?” (Are you doing something that is kind to the earth?)
Each side brought one topic and discuss together. We expected them to participate discussion actively and exchange ideas and opinions to each other.
【 Date 】
October 22, 2019
Japan: 14:30 - 16:30
Indonesia: 12:30 - 14:30
Taiwan: 13:30 - 15:30
Malaysia: 13:30 - 15:30
【 Participants 】
Japan: Primary school students in Okinawa (from different schools)
Indonesia: Students of SDN Ungaran 1 Elementary School
Taiwan: Students of Sinciao Elementary School (Tainan)
Malaysia: Students of Minden Heights Primary School (Penang)
会議の始まりは司会のあいさつから。
それぞれ、ちょっと緊張気味のようです。
最初は、学校や地域に関するクイズから。
日本側のクイズは、「学校に設置してあるもの?」 答えは「コンポスト」(アミークス学園)
それぞれの学校からクイズがあり、それに答えたり質問したりしてやり取りします。
次は、本題。それぞれの環境問題についての取り組みです。
まずは日本から。
日本側は、赤土流出問題を取り上げました。サンゴの海に囲まれた沖縄では特に重要な問題です。赤土が流出しないように植物による「グリーンベルト」を作る取り組みを紹介しました。
中高生のボランティアスタッフの皆さんが、会議で出た意見を書き出しています。
他の国からも、それぞれの取り組みが紹介されます。
それぞれの取り組みについて、お互い質問や意見を交換します。
会議は無事終了。「さようなら。また会いましょう!」
会議終了後に、みんなで感想をまとめ、発表します。
みんな、参加してよかった、ということでした。
「小学生 国際こども会議」第2回事前研修を開催 2nd Preparation meeting of "International Children's Conference for Elementary School Students" was held.
10月22日(火)に「2019年 小学生 国際こども会議」の第2回事前研修を開催しました。国際会議当日の最後の研修です。
We held the 2nd preparation meeting for "International Children's Conference for Elementary School Students" on October 22.
まずは、ゲームからスタート。
ボランティアスタッフの自己紹介です。中学生、高校生が手伝ってくれます。
参加校の紹介は、本番で行う時間が足りないので、壁に各校(台湾、マレーシア、インドネシア)の紹介写真を掲示しました。
今回は環境についての国際会議なので、グレタさんの国連での演説を聞いてもらいました。
今回も、活発な意見が出ています。
本番で使う発表資料です。これから仕上げます。
こちらは、クイズ作成チーム。最後の仕上げです。
こちらは「グリーンベルト」チーム。発表資料と原稿の仕上げです。
司会役との打ち合わせ中。
・・・本番に向けて、準備が整ってきました。
「小学生 国際こども会議」事前研修を開催 Preparation meeting of "International Children's Conference for Elementary School Students" was held.
10月12日(土)に「2019年 小学生 国際こども会議」の第1回事前研修を開催しました。
We held the first preparation meeting for "International Children's Conference for Elementary School Students" on October 12.
まずは、いつものようにゲームから。
お互い自己紹介をします。
今日は、ちょっと寂しく4名の参加となりました。
それでも、みんなワークシートにしっかりと意見を準備してくれていたので、たくさんの意見が出てきました。
環境問題といえば、先日国連で演説した高校生のグレタ・トゥーンベリさんについては、知っておいてほしいところです。
日本(沖縄)側としての発表内容も決まったので、さっそく資料の作成にかかります。
イラストも使って分かりやすく紹介します。
研修に来られなかった参加者も含めて、本番では多くの参加者を期待しています。
海外の様子「2019年 中学生国際こども会議」 Photos of participating schools of "International Children's Conference for junior high school students".
「2019年 中学生国際こども会議」 の参加校(台湾、マレーシア、タイ)の様子です。
Views of participating schools (Taiwan, Malaysia, Thailand) of "International Children's Conference for Junior High School Students 2019".
【台 湾 Taiwan】
新東國民中學(台南市)
Sindong Junior High School (Tainan)
【マレーシア Malaysia】
HSBM (High School Bukit Mertajam) (Penang)
【タイ Thailand】
Assumption College Lampang (Lampang)
みなさん、ご協力ありがとうございます。
Thank you very much for your cooperation.
「中学生 国際こども会議」の記事 An article of “International Children's Conference for Junior High School Students”
「2019年 中学生 国際こども会議」の記事が沖縄タイムスに掲載されました。
An article of “International Children's Conference for Junior High School Students” was published in Okinawa Times.
「2019年 中学生 国際こども会議」を無事開催 "International Conference for Junior High School Students 2019" was held successfully.
7月15日(月)に「2019年 中学生 国際こども会議」を無事開催しました。
日本(沖縄県)、台湾(台南市)、マレーシア(ペナン)、タイ(ランパン)の4カ国の中学生がスクリーンに一堂に会し、テーマに沿ってお互いの意見を交換しました。
今回のテーマは、「みんなの意見をきかせて!」(気になっていることを、みんなで話し合おう。) です。
具体的には、各国からそれぞれ1個の「気になっていること」を出してもらい、それについて皆で話し合うという会議形式です。テーマそのものよりも、お互いで活発に意見交換をしてもらうことを期待した内容です。
また、それぞれの地域や学校の紹介も行いました。
【開催期日】
2019年7月15日(月曜日) 「海の日」
日本時間 14:30 – 16:30
台湾 13:30 – 15:30
マレーシア 13:30 – 15:30
タイ 12:30 – 14:30
【会議参加者(4カ国)】
日本:恩納村及び県内在住中学生
台湾:新東國民中學 生徒(台南市)
マレーシア:HSBM中等学校 生徒(ペナン)
タイ:Assumption College Lampang 生徒(ランパン)
心配していた参加者も、前回の事前研修3名から、最終的に10名となりました。
ほっとすると同時に、まだまだ一般に知られる努力が必要だと感じています。
We've held "International Conference for Junior High School Students 2019" on July 15 successfully.
Students from 4 countries (Japan, Taiwan, Malaysia, Thailand) gathered on a screen and discussed together.
The theme is "Let's exchange opinions and ideas!" (Share what you are concerned about or what you are curious about.).
Each side brought one topic and discuss together. We expected them to participate discussion actively and exchange ideas and opinions to each other.
We also introduced "Our district and our school" to each other.
【 Date 】
July 15, 2019
Japan: 14:30 - 16:30
Taiwan: 13:30 - 15:30
Malaysia: 13:30 - 15:30
Thailand: 12:30 - 14:30
【 Participants 】
Japan: Junior high school students in Okinawa (from different schools)
Taiwan: Students of Sindong Junior High School (Tainan)
Malaysia: Students of HSBM (Penang)
Thailand: Students of Assumption College Lampang (Lampang)
10 students from different areas joined for the conference.
We realized that our programs are sitll not well-known to public.
音声の問題などで少し遅れましたが、会議開催です。
There was sound trouble before we started, but we could start it anyway.
まずは、地域や学校の紹介から。日本側から発表します。
The first session was "Introduction of our region and our school". We started from Japan side.
他の国からも、自分たちの地域や学校の紹介があります。
There were also introductions from other sides (Taiwan, Malaysia, Thailand).
次に、今回の主題である、お互いの「気になっていること」を発表して、みんなで議論していきます。
日本側は、「世の中の不平等の問題について」説明しました。
The next session is the main event. We introduce one topic from each side, and discuss together about it.
Japan side brought a topic: "Inequality in our society".
それについて、各国からの意見が発表されます。
There were opinions and questions from different sides about the topic.
お互いの意思疎通を図るため、スタッフ側で英語による通訳を行います。そうすることで、英語が出来なくても、国を越えた議論が可能です。
We translate English to Japanese and also Japanese to English so that students can communicate each other without language barriers.
他の国からも、自分たちの「気になること」について発表があります。それについて、同じようにみんなで議論していきます。
そして、お互いが意見や質問をしながら、4か国の子供たちがコミュニケーションを図っていきます。
それぞれの国から出された「気になること」は、
台湾:「学習のコツについて」
マレーシア:「10代が直面する問題について」
タイ:「ソーシャルメディアの影響について」
です。
Other sides also brought topics to discuss.
Through exchanging opinions and questions, students develop communication to each other.
Those topics are:
Taiwan: "Introduction of their daily school life and how to study and get better grades."
Malaysia: "Challenges/Problems faced by teenagers/young adults."
Thailand: "The effects of social media in the young generation."
会議の内容を、スタッフが記録していきます。
We also record discussions on borad.
後半は、自由な意見交換の時間です。音楽の話やSNSの話で盛り上がっていました。
The last session is the free discussion time. They got excited talking about musics and SNS.
毎回、会議を終了するのがしのびなく、なかなか終わりのタイミングが取りにくいところです。
It is always difficult to find the timing to close the conference, because they looks so happy to communicate to each other. We feel sorry to close it every time.
楽しい会議を終えたところで、興奮した気持ちをそのまま、ワークシートに感想を書いてもらいます。
After the conference, students need to write down their honest impressions about today's conference.
そして、全員が今日の感想を発表します。
All students express their impressions to each other.
保護者や見学者からも感想を頂きました。
We also asked audiences to express their impressions.
今回も、大きな問題もなく会議が開催出来て、ひと安心です。
これをきっかけに、みんなが、それぞれに何かしら考え、行動してもらえればと願っています。
We are happy that there was not such serious problem during the conference, and see their smiles.
We always hope students who join the conference have chance to think and realize anyhow, and take action somehow.
「中学生 国際こども会議」第2回事前研修を開催 2nd preparation meeting of "International Conference for Junior High School Students" was held.
7月15日(月)午後1時から「2019年 中学生 国際こども会議」の第2回事前研修を開催しました。
We held the 2nd preparation meeting for "International Conference for Junior High School Students 2019" on July 15.
はじめは、いつものごとくゲームから。
今回、一気に7名増えたので、お互いが仲良くなることから始めましょう。
改めて、自己紹介も。
1回目の事前研修で基本的な準備は終わっているので、今回はその仕上げと本番のリハーサルの予定です。
*これまでの反省を踏まえ、会議当日は余力を残しておけるよう、事前研修の時間を短くしました。
今回の大事な作業は、日本側としての気になること「世の中の不平等の問題について」を分かりやすく伝えるため、その具体例をひとつ選ぶことです。
いくつか具体例が出た中で、「先輩・後輩の問題(年上が立場が強くて、年下は立場が弱い。)」となりました。
そこからは、2班に分かれて、「沖縄や学校を紹介」するグループと、「世の中の不平等の問題について」説明するグループとで、資料の仕上げを行いました。
資料が出来たら、発表の練習です。
本会議前に無理をしないよう、今回研修の時間を短くしました。その分、リハーサルの時間などが十分に取れなかったことは反省点です。
1回目の事前研修で、ほぼ資料の完成までやっておくことが大事だと分かりました。
ほとんど休む間もなく、本番(国際会議)に臨みます。
「2019年 中学生 国際こども会議」事前研修を開催 Preparation meeting of "International Conference for Junior High School Students 2019" was held.
7月6日(土)に「2019年 中学生 国際こども会議」の第1回事前研修を開催しました。
We held the first preparation meeting for "International Conference for Junior High School Students 2019" on July 6.
まずは、いつものごとくゲームで仲良くなりましょう。
今回は、悲しいことに3名の中学生のみの参加となりました。
(熱が出て来られなかった生徒もいました。)
せっかく新聞2紙に参加者募集の記事を掲載してもらい、県教育庁からも各中学校へ通知をしてもらったのですが、なかなか結果に表れません。やはり、まだ一般に認知されていないからなのでしょうか?
参加した3名は、積極的に研修に参加してくれました。
また、今回初めて大学生のボランティアスタッフも参加してくれました。
地図や写真を使って、参加校(台湾、マレーシア、タイ)の紹介をしました。
参加者全員に、今「気になっていること」を発表してもらいました。
スタッフがホワイトボードに記録していきます。
日本側として「気になること」が決まったところで、発表の準備に入ります。
これは、沖縄や学校を紹介するための資料作りの様子です。
「気になること」を分かりやすく説明するため、絵を使って表現しています。
参加者が少なくても、面白いものは面白い!
本番が楽しみです。
「9th Social Business Day」に参加 We participated "9th Social Business Day".
6月28日・29日にバンコクで開催されたソーシャルビジネスに関する世界大会「9th Social Business Day」に参加してきました。
貴重な、ムハマド・ユヌス氏との記念写真
「9th Social Business Day」会場にて
今回の Social Business Day は、タイのバンコクで開催されました。毎年この時期に開催されるソーシャルビジネスに関する世界大会で、去年はインドのバンガロールで開催されました。
去年は一人での参加でしたが、今回は理事の武藤さんや小野さんも参加して頂きました。
ソーシャルビジネスは、「社会的企業」という言い方もされますが、社会的問題をビジネスの手法を用いて解決しようという取り組みのことです。寄付金などの外部資金に頼らず、自らが事業収益を上げながら継続的に課題解決に取り組むという仕組みが特徴です。
会場の雰囲気はこんな感じで、非常に豪華な会場でした。この世界大会は、ある意味ソーシャルビジネス関係者のお祭り的要素もありそうです。
オープニングには、たくさんの著名な方々がスピーチを行いました。
今回の大会の事務局となったAIT(Asian Institute of Technology)のFaiz Shar 教授
AIT(Asian Institute of Technology)の学長
世界的食品加工会社であるダノンの経営者
国連事務総長
タイの有名な実業家(社会起業家)ミーチャイ氏
マララさん
マット・デイモン
国際オリンピック委員会 (IOC) 会長
そうそうたるゲストスピーカーの最後に、この世界大会の実質的主催者であるムハマド・ユヌス氏が登場しました。
その後、各方面からのいろいろな成果報告がありました。
環境問題に対する取り組み
また、ディスカッション形式の発表もありました。
合間に、タイの民族舞踊なども披露されました。
2日間に渡るたくさんの報告の後、無事ソーシャルビジネスの世界大会は終了しました。
大会期間中に、各地域単位の部会も行われました。地域といっても世界大会なので、「日本部会」となります。
日本部会の会場の様子です。
その中には、吉本興業のソーシャルビジネス事業の紹介もありました。
その中で、我々スプラタルカの活動についても紹介する機会を頂きました。
ビデオや写真、図を用いて資料を準備しました。
ただ、結論としていえば、発表の準備不足で指定時間内に収まり切れず、強制的に終了となってしまいました。
せっかくの機会だったので、伝えるべきはしっかり伝える準備をするべきだったと大いに反省しています。
今回のSocial Business Day参加に先立ち、その事務局であり連携先でもあるAIT(Asian Institute of Technology)のYCA(Yunus Center AIT)を、挨拶も兼ねて訪問しました。
AIT正門
研究室では、大会の準備作業に大わらわ
研究室責任者のFaiz Shar 教授はおられませんでしたが、忙しい中スタッフのみなさんが親切に対応してくれました。
また、大会の直前に北のチェンマイを訪ね、いくつかの学校を訪問してきました。
その後、1校具体的に動きそうでしたが、今は中断したままです。継続的なコンタクトが大事だと思っています。
日本にもそうですが、世界には同じような考えを持って実際に行動している人々がたくさんいます。そのような人達とのネットワークづくりという意味でも、このような世界大会への参加は意義あることだと思います。
今後も、出来る限りこのような場に参加し、スプラタルカの活動を紹介し、また意見交換をしていきたいと思っています。